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車で到着して、最初に目に飛び込んできたのが赤と黄の絢爛豪華な紅葉林。助手席の友人と2人、思わず叫んでました。「うわーきれい」。私たちが訪ねたのは11月22日。宿主さんは「もう盛りは過ぎたんですよ」とおっしゃいますがナンノソノ。これほど艶やかな紅葉を見たのはほんとに久しぶりです。
今回お部屋は東館。お部屋に向かう廊下の窓からは、お庭の紅葉が真っ赤でまた「うわー」。お部屋からは先ほどの紅葉林が見えて、さらに「うわー」。しばし見とれていましたが、こうしちゃいられないわと浴衣に着替え、野天風呂へと向かいました。東館の2階からは、紅葉に包まれた木の橋を渡っていくのです。 |
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お庭の林の紅葉は、緑も混ざって色とりどりで夢見心地。どんぐりの木も多くて、その実がポトンポトンと落ちてくるメルヘンチックな小道を、ぷらぷら歩いて野天風呂へ。
野天風呂はコレぞ野天風呂!といった、野趣と開放感あふれるもので、大きいし、湯加減は丁度いいし、紅葉は眺められるし、う〜ん最高。日本に生まれたシアワセをしみじみ噛みしめるのでありました。
湯あがりには「霊泉のみ場」に寄って、胃腸病に良くて美味という炭酸重曹弱食塩泉の源泉を賞味。炭酸の爽やかさと微かな塩味が、うん、美味しい。クセがあるのに美味しい温泉って、珍しいですよね。 |
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湯あがりにはロビーにも寄って、昆布茶をいただき、万華鏡を見ながらひと休み。ほんとの昆布で淹れる本格的な昆布茶が、嬉しい、美味しい。万華鏡も、いろんなのがあるだなあ。
お部屋に戻る時には、エレベータを使わずに階段を登ってみました。木のステップ、木の手摺り、木の窓枠がノスタルジックな東館の階段、とっても気に入ってしまいました。
夕食前には大浴場(庭園風呂)にも入りましたよ。浴槽の真ん中の石灯籠からお湯が出ているのが素敵。気持ちのいいお湯で、心まで温まりました。 |
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夕食は、新鮮なお刺身も、お豆腐が溶けちゃう温泉鍋も、炭火焼のアマゴも、デザートのあっさりとした自家製羊羹も美味しかったけれど、なかでも私が感動したのは茶碗蒸し。味も舌ざわりもやさしくて奥深くて、こんなに美味しい茶碗蒸しって滅多にないぞ。
あー苦しい、もうだめというところまで食べたら、お部屋のお布団でちょっと寝てから、男女入替えになった大浴場(檜風呂)へ。そして全身全霊満たされて、ぐっすり眠って起きて、朝風呂に浸かったら、朝食がまた美味しいこと。なんといっても噂の温泉粥の風味は期待以上。調味料なしでこんな味が出るなんて、ほんとにすごい温泉だわ。 |
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チェックアウトが11時なので、朝食後にも、のんびり、まったり。敷地内を散歩して、紅葉をこれでもかというほどめでました。はるばる長野から来ましたが、ここはほんとにここに泊まるだけで大満足。ほかにどこにも寄らなくても、遠路運転してきた甲斐はあります。とはいえ、せっかくだから姫路城だけは…と思ったものの、まったりしすぎて時間がなくなり、遠目に仰ぐだけに終わってしまったのですけれど。でも、また来ます。山つつじの頃、新緑の頃、蛍見物に連れていってもらえるという初夏の頃…ぜひ、また来たいと思ってます。
たび寅の秋山晶子でした。 |
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